金沢海みらい図書館とのコラボイベント『金沢ポートが海みらいにやってくる!』を開催
~図書館とスポーツのコラボを通して、図書館をより身近に~
6月29日、金沢ポートは金沢海みらい図書館にて、図書館とスポーツの意外なコラボレーションイベント『金沢ポートが海みらいにやってくる!』を開催しました。
『金沢ポートが海みらいにやってくる!~”断トツの地域密着型” 金沢ポート、出港「ここから一緒に、旅しよう」~』と題して開催されたこのイベントは、図書館の利用促進と図書館を起点にプロスポーツチームに興味を持ってもらうきっかけづくりとして、金沢ポートと金沢海みらい図書館で企画しました。
金沢海みらい図書館は、平成23年に金沢市西部地区の教育文化の発信拠点として、金沢市4番目の図書館として開館。図書館機能に加えて、地域住民が会議やイベント、展示などに利用できるホールや集会室などの交流機能が設けられているほか、外壁に約六千個の丸窓を配置するなど斬新な建物デザインから多数の建築賞を受賞しています。





イベントには、金沢ポートから西東輝監督と吉田雅己選手が参加しました。
自己紹介のあと、図書館でのイベントらしく、二人のおススメ本の紹介をエピソードを交えながら紹介。
吉田選手が紹介したのは、元サッカー日本代表・長谷部誠さんの著書『心を整える。』です。青森山田高校時代、地元開催のインターハイ決勝という大舞台で、緊張を和らげる心の支えとなった一冊だと語りました。「吉村真晴選手、有延大夢選手らを擁する強豪・野田学園との対戦で、何度も読み返したことを覚えています」と、当時のプレッシャーの中での実体験を明かしました。
西東監督が紹介したのは、『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?』という題の実話をベースにした小説です。主人公が「たった一つの空き缶」を拾ったことから、人生が変わりだしたというストーリー。西東監督は「そうじ」のような当たり前のことをしっかりと実施していく大事さを学び、そうじ以外の事柄も一つ一つ丁寧にやったことで人生が好転していったとエピソードを交えながら語りました。
2部の講習会コーナーでは、このイベントを目当てに来館した方だけでなく、偶然イベントを知って参加した方も含め、43名の方が参加。
プロの鋭く曲がるサーブに、「ラケットに当たらない!」と子どもたちは大苦戦。想像以上の回転量に、保護者からも驚きの声が上がっていました。
初めて卓球をするお子さんも多く、ラケットとボールを使った玉突きで遊びながら体を動かし、笑い声が絶えない講習会となりました。
本イベントに先立ち、6月12日より図書館にある展示スペースにおいて、金沢ポートのチーム紹介の展示やチーム紹介動画の上映も実施していただきました(展示は7月1日をもって終了しました)。
引き続き、地域密着型プロ卓球チームとして、スポンサー・パートナー様、地元自治体と共に地域活性化に貢献してまいります。